インサイドセールスが主流となりつつあるアメリカの現状

近年日本国内でも注目度が高まっているインサイドセールスですが、その故郷はアメリカです。
いかにもアメリカらしい発想から生まれた手法なので、その本国であるアメリカではインサイドセールスが広く普及し、今や主流になりつつあります。

そんなアメリカでは今、インサイドセールスはどんな状況になっているのか?そこが気になる方は多いと思いますが、そもそもなぜアメリカでインサイドセールスが生まれ、普及したのかという背景や最新事情、そして日本のインサイドセールスとの違いについて解説したいと思います。

アメリカでインサイドセールスが普及した背景

インサイドセールスが主流となりつつあるアメリカの現状

日本では「営業マンが移動するコスト」に対して、そこまでシビアになることはないと思います。どんなに遠くても北海道や沖縄までなので、営業マンが飛んでいくことはそれほど珍しいことではありません。

しかし、アメリカは事情が違います。日本の30倍もある広い国土を営業マンが飛び回ることで発生するコストは、日本の比ではないでしょう。
そのコストをいかに抑えるか、アメリカにおけるインサイドセールスはそのニーズから誕生しました。

また、それと同時にアメリカで誕生したインターネットの普及もインサイドセールスの普及を後押ししました。電話だと通話相手との距離が長くなるほど料金が高くなってしまうため、電話によるインサイドセールスだと距離によってコストが高くなる課題がありましたが、インターネットだと距離と通信費は無関係なので、よりアメリカの事情にマッチしていたのです。

アメリカではセールスマンの約半数がインサイドセールスに従事

日本ではまだまだそこまで普及しているとは言えないインサイドセールスですが、すでにアメリカでは約45%、つまり半数ほどの営業マンがインサイドセールスによって業務がなされているそうです。
アメリカ全体の営業マンは5,700万人ほどいるそうですが、そのうちの半数近くなので2,000万人ものひとたちがインサイドセールスによって営業活動をしていることになります。
この事実から、もうひとつ分かることがあります。それ何だかお分かりになりますでしょうか?
営業活動の半分程度がすでにインサイドセールスになっているということは、顧客側もインサイドセールスによる営業を受けていることになります。
そうです、アメリカではすでに顧客も対面による商談ではなくインサイドセールスの手法であるオンラインでのやり取りを好んでいる、もしくは慣れているということです。すでに売り込みをかける側だけでなく、アメリカでは商慣習そのものがオンライン化しているのです。

アメリカと日本のインサイドセールスの違い

インサイドセールスが主流となりつつあるアメリカの現状

そんなアメリカで生まれ、発展してきたインサイドセールスが今では日本にも本格的に上陸しています。日本の場合はフィールドセールスのコストがアメリカほど莫大なものではないため、当初は営業の効率化やコロナ禍による非対面の営業活動を実践するために普及が進んできた側面がありますが、今では働き方改革やテレワークの普及から背中を押されるように浸透してきている感があります。

普及を後押しする背景は異なりますが、営業の効率化というゴールは同じです。このインサイドセールスのメリットに気づく企業が多くなればなるほど、日本もアメリカのように半分程度がインサイドセールスに置き換わるという時代がやって来るかもしれません。

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まとめ

インサイドセールスの本場であるアメリカでは、どんな背景からインサイドセールスが誕生し、普及してきたのかについて解説しました。
アメリカと日本とでは少々事情が異なりますが、日本でも本格的な普及が進み始めています。それを後押ししたのは働き方改革やコロナ禍ですが、営業の効率化というゴールは企業にとって非常に魅力的なので、今後日本でも普及が進むのは間違いないでしょう。

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